キャリーケースはどのメーカーを選ぶべきか?

旅のアイテム ガジェット

一見どのキャリーケースも同じように見えます。何を基準に選べばよいのか調べてみました。

選び方

  • 大きさ:3辺の長さの合計が115cm以内なら国際線、100席以上の国内線で運べる。4泊の目安は縦60cm/60L程度のサイズなので、これ以上を選ぶと良い。
  • 鍵:シリンダーロック、ダイヤル式ロック、TSAロックがある
  • 素材:アルミニウム合金やカーブ(Samsoniteのみ)など。ハードは固くソフトは軽い。
  • キャスター:4輪が便利。静音性能の高低がある。
  • 開き方:両面開きか片面開きか。ジップは軽くフレームは硬い。
  • デザイン:ケースの色合い。ジッパーのこだわり。

おすすめのメーカー

  • Samsonite(サムソナイト):1910年に創業したアメリカの老舗ブランド。オリジナルの特許素材「Curv」を開発し、軽量かつ耐久性の高いスーツケースであることが特徴。世界シェアNo.1。相場価格は3-15万円。
  • PROTECA(プロテカ):1940年に創業したカバン製造卸業「新川商店」が1966年に初の国産スーツケースを発売したことが起源。現在はエース株式会社のオリジナルブランド。おすすめメーカー唯一の日本ブランド。4-8万円とコスパに優れているところが特徴。
  • RIMOWA(リモワ):1989年にケルリンで誕生したドイツブランド。長年ジュラルミン製の商品を作り続けていた。2000年頃からポリカーボネイト製のキャリーケースを作る。衝撃を逃がしやすく、軽くても強度のある製品になるよう、リブ状(波状)の形状であることが特徴。
  • ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン):1938年にアール・P・ハリバートンがアメリカにて創業したことが起源。砂漠地帯でも砂埃が入りづらい頑丈なアルミニウム合金のカバンを開発した。日本ではエース株式会社が代理店として販売している。
  • Tumi(トゥミ):1975年にチャーリー・クリフォードによって創業されたアメリカの鞄ブランド。ナイロン製を中心にレザーの商品もある。相場目安は5-18万円。

次点でおすすめのメーカー

  • American Tourister(アメリカンツーリスター):1933年にアメリカで創業。1995年よりサムソナイトの傘下。サムソナイトに次ぐ世界シェアNo2となっている。目安相場2-3万円とコスパに優れている点で特徴。
  • GLOBE TROTTER(グローブトロッター):1897年にイギリスで創業した高級鞄メーカー。一つ一つハンドメイドで作られている。軽量で強度が高い。相場は15-50万円。
  • BERMAS(バーマス):1919年に創業したドイツの老舗ブランド。相場2-4万円とコスパに優れている。
  • HIDEO WAKAMATSU(ヒデオワカマツ):1948年に浅草で始まった日本の老舗鞄メーカー「協和」のフラグシップブランド。「スーパーサイレント」というキャスターが使われている。相場1-4万円とコスパに優れている。
  • FABBRICA PELLETTERIE MILANO(ファブリカ・ペレッテリエ・ミラノ):1946年に設立されたイタリア発の皮製品ブランド。相場は8-30万円。アルミニウムが中心でレザー等も展開している。
  • PROTEX(プロテックス):1902年に日本のフジコーワ工業が創業したスーツケース専門ブランド。個人向けPROTEX製品の展開は1986年以降。収納物を衝撃から守ることを第一にデザインされており、ハードタイプのスーツケースに特化している点が特徴。
  • SUNCO(サンコー):1893年に名古屋で創業した老舗鞄メーカー。軽量性に特化しており、中でも2001年に発売された「極軽(スーパーライト)」シリーズが旗艦モデルとなっている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました