wordpressで入れるべきプラグインは何?

見やすいブログを目指して(第1回) ブログ

wordpressには幾つか入れておくと便利なプラグインがあります。一方で、あまり入れておくべきじゃないプラグインも実は幾つかあります。筆頭は、①テーマと相互干渉するプラグインや、②プラグインとプラグインで相互干渉するプラグイン、③最終更新がだいぶ前に止まってしまったプラグインです。また、プラグインは入れすぎると挙動が遅くなってしまうので、10-15個に留めておくことが推奨されます。

wordpressに入れておくべきプラグイン

  1. XML Sitemap & Google News
    Googleの検索でヒットさせるためには、まずGoogleに自身の存在を認識させる必要があります。このプラグインを設定することで、Googleに自身の存在を認識させることができます。Googleからの検索でヒットさせたい、Google Adsenseを導入したい場合には必須です。
  2. Site Kit by Google
    Google Adsenseの設定、Search Console(これもGoogle検索で必須)の設定ができ、自身のサイトにアクセスしたユーザー数などのアナリティクスを見る事ができます。これもGoogle検索からの流入も有り得ると考えるのであれば入れておくとよいでしょう。あと単純にアナリティクスのデータは視覚化されて分かり易いです。
  3. Advanced Google reCAPTCHA
    Invisible reCAPTCHAがバグってて使えなかったのでこちらで代用しています。詳しい状況は別の記事で書いているのでよければご覧ください。botによるwebサイトへの攻撃を防ぐことができます。一切商用利用しないのであればakismetでも良いですが、無償版のakismetは広告含め商用利用を禁止しているので注意が必要です。
  4. SiteGuard WP Plugin
    サイト管理者がログインするための画面のセキュリティを強化することができます。これを導入する場合、ログイン画面でプログラムが認識できない文字を入力しなければログインできなくなります。たまにSiteGuardの更新とともにログインできなくなる時があるのが欠点です。最近そうしたエラーは出てきていないのですが、もしまたそうしたエラーが出てきたら対処法を別記事でまとめようと思います。
  5. WP Multibyte Patch
    wordpressはシングルバイト(1 byte)で表示する英語が標準です。なのでマルチバイト(2 byte以上)の日本語を使用すると文字化けなどの不具合が起きる可能性があります。WP Multibyte Patchを使うと、日本語を使用した際の不具合やバグを修正・強化してくれます。
  6. Contact Form 7
    問い合わせフォームを手軽に作ることができます。Google Adsenseなど広告媒体を使う場合には問い合わせフォームは必須要件となりますが、そうした広告媒体を使わないサイトを作る場合でも、問い合わせフォームはあった方がユーザビリティの良いサイトになると思います。
  7. Broken Link Checker
    リンクエラーや存在しない画像があるかブログをチェックし、見つかった場合はダッシュボードに通知してくれます。1,2記事しか作らないならともかく、それなりの数の記事を書いていくと昔書いた記事のリンク切れ等には気づかない場合も多々あると思います。
  8. BackWPup
    wordpressのバックアップを取ってくれます。なんらかの事情でサイトの記事が消滅してしまった場合などでは、バックアップがないと記事の復元が出来ません。BackWPupを設定することで、定期的に自動でバックアップを取る事ができます。
  9. WebSub
    ブログが投稿・更新されたことを、リアルタイムで検索エンジンに自動通知することができるプラグインです。Googleなどの検索エンジンが早くクロールしてインデックスしてもらうことが期待できます。プラグインを導入すれば後は自動で機能してくれるので設定が楽です。
  10. EWWW Image Optimizer
    画像を圧縮することができます。公式によると「Smaller Images, Faster Sites, Happier Visitors」とのことで、画像を圧縮するとサイトが早くなり、ユーザーがハッピーなサイトになりますよ、とのことで、まさにそのまんまのプラグインになります。
  11. TablePress
    コードを書かずに、投稿やページに美しく機能豊富なテーブルを埋め込めます。こちらもプラグインを導入すればそのまま利用できます。プラグインを導入後、wordpress左サイドバーのTablePressからテーブルを作成し、そこで出てきたショートコードを、本文中のショートコードに貼り付ければテーブルを作ることができます。
  12. WordPress Popular Posts
    人気な投稿をサイト上に表示するカスタマイズ豊富なプラグイン。これを導入することで人気記事ランキングを作る事ができます。プラグインを導入して、wordpress左サイドバーの設定→wordpress popular posts→ツール→データ設定→適用を押した後、外観→ウィジェットで人気記事ランキングを作ることができます。
  13. Simple Local Avatars
    ユーザープロフィールにアバターアップロードフィールドを追加できるプラグイン。最初は必要性を感じられないかもしれない。wordpressではGravatarsが推奨されていますが、設定がやや面倒です。他ブログに自サイトアカウントで書き込む予定がないなら、Simple Local Avatarsを使うことをおすすめします。

導入を慎重に考えるべきプラグイン

  1. Invisible reCAPTCHA
    プラグイン紹介系の記事で推奨されがちな”Invisible reCAPTCHA”ですが、最終更新日が3年以上前で、僕が導入しようとした時は画面がバグって設定できませんでした。設定できたとしても、最終更新日から数年が経過しているプラグインはバグやセキュリティ脆弱性が上がりやすいのであまり推奨できません。
  2. Akismet Anti Spam
    wordpressでは標準で最初から入っていることが多いプラグインです。ただ、無償版の場合は商用利用が禁止されています。Google Adsenseや商品紹介を含めて全部本来は規約違反です(知らずに使っている人も多いかもしれません)。僕はこのサイトを作った時、どういう方向性のサイトにするか決めなかったので、このプラグインは入れませんでした。なので僕から推奨はできませんが、使っている人も多いメジャーなプラグインでアンチユーザーもあまり見当たらないので、たぶん有償版のakismetは使い勝手が良いのかな?と思います。
  3. SEO SIMPLE PACK
    シンプルなSEOプラグイン。ページごとのmetaタグやOGPタグを簡単に設定・カスタマイズできます。”All in One SEO”も含め、よくこうしたプラグイン紹介系のサイトで紹介されることの多いプラグインですが、こうした総合機能系プラグインは、ほかのプラグインやサイトテーマと競合して不具合が起きる可能性があるので、導入は慎重に検討する必要があります。調べた限りだとSEO SIMPLE PACKはSWELLと競合して不具合が起こったことがあるようです。(アンチではないです。総合機能系プラグインは影響の精査さえしてしまえば、とても便利なプラグインだと思います)。

おすすめなテーマ

  • SWELL
  • AFFINGER6
  • JIN
  • SANGO
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